青森県は県産のサクランボ「ジュノハート」について、2025年は6月下旬に発売すると発表しました。いまのところ、生育は順調で2024年より生産量が増える見込みとしています。

県農林水産部によりますと、2025年に採れたジュノハートの発売は6月下旬を予定しています。

一部のスーパーでは、すでに予約を受け付け、百貨店や観光施設などでは6月6日以降の受け付けを予定しているということです。

また、2024年は神戸での販売がありましたが、2025年は初めて京都の百貨店で販売するなど新たなエリアや取り扱い店舗を増やします。

県によりますと、「ジュノハート」の生産は5月3日に花が満開を迎え、順調に育っていますが、2024年は収穫直前に天候不良で実が割れるなどして収穫量が減ったため注意が必要だということです。

一方で、デビュー7年目となり、木が成熟してきていることから2024年よりも生産量が増えると見込んでいます。

県は、今後、輸出も含めて新たな販路を開拓し、観光産業とも連携しながらブランド力の向上に努めるとしています。