5月25日までカタールのドーハで行われていた世界卓球で、地元出身コンビが64年ぶりの快挙です!

26日、三重県津市の市庁舎に地元選手の快挙を祝う垂れ幕が吊り下げられました。

(津市民)
「すごい感動というか、どれだけ練習したんだろう」
「よく頑張ってくれたね。津市が明るくなりますね」

64年ぶりの偉業を達成したのは津市出身の戸上隼輔(とがみ・しゅんすけ)選手と、愛知県東海市出身、愛知工業大学の篠塚大登(しのづか・ひろと)選手の地元出身コンビです。

戸上隼輔選手(三重・津市出身)
篠塚大登選手(愛知・東海市出身)

パリオリンピックでも共に戦った“トガシノ”ペアの決勝の相手は、ここまで快進撃を続けてきた台湾のペア。
中国勢を2組、世界ランク1位のフランスペアを破るなど勢いに乗る台湾コンビに押し込まれ、ゲームカウント1対2とリードを許す展開に。
後がないトガシノペアでしたが、ここから反撃を始め、戸上選手の強烈なフォアハンドの必殺技「カミソリドライブ」もさく裂。篠塚選手も負けじと強気のプレーで試合を有利に運びます。

そして…2人は見事、男子ダブルスで1961年大会以来、64年ぶりとなる金メダルを獲得しました。

(戸上隼輔選手)「64年かぁ…今僕は23歳なんですけど、すごいな…」
(篠塚大登選手)「3倍や3倍」
(戸上隼輔選手)「うれしいです」

戸上選手が幼少期を過ごした津市の松生卓球道場では…。

(松生卓球道場 松生幸一さん)
「64年ぶりの快挙と聞いてそんなになるんやなと思って。戸上隼輔・篠塚大登組が大快挙をしてくれたことに対して、道場の応援団や小中生の子どもたちも喜んでおりますし世界卓球のメダルを早く見せたくて仕方ない」

地元にとびきりのニュースを届けてくれた“トガシノ”ペア!
今後の活躍にも期待です!