北朝鮮の新たな駆逐艦の進水式で起きた“重大事故”で「大きな責任がある」として、新たに朝鮮労働党の軍需工業部の幹部が拘束されました。

朝鮮中央通信によりますと、駆逐艦の事故の調査グループは25日、党中央軍事委員会に活動状況を報告。調査資料に基づき「重大事故発生に大きな責任がある」として党の軍需工業部のリ・ヒョンソン副部長が拘束されたということです。

この事故は21日、駆逐艦が進水式に失敗し横倒しとなり破損したもので、金正恩総書記が「深刻な犯罪的行為だ」と叱責していて、きのうには造船所の技師長ら3人の拘束が伝えられています。