小学1年生の児童たちが地域の「こども110番の家」を活用できるように周知する取り組みが23日、広島市で行われました。
広島市安佐南区の中筋小学校で行われた「こども110番の家を知る会」は青少年健全育成連絡協議会とPTAが主催しました。
この日は1年生の児童たちに「こども110番の家」について説明した後、住むエリアごとに分かれたグループで、こども110番の家や店舗を訪問。いざというときに助けを求められるように訓練しました。
中筋小学校区では独自の安全マップを活用するなどこども110番の家について周知を強化していて、「知る会」もその一環として3年前から実施されています。
児童たちが直接訪問することで、こども110番の家や店舗の人にとっても児童への声かけや聞き取りなどに対応する訓練に繋がるということです。
中筋地区青少協の岡島弦士郎会長は「子どもたちをかわいがって大事にしていただいて、安全に暮らしていける地域をみんなで作っていけたらという風に思っている」と話していました。