ロシアとウクライナの和平に向けた協議が進展しない中、アメリカのトランプ大統領はロシアのプーチン大統領に強い不満を示し、追加制裁を科す考えを改めて表明しました。
ウクライナでは24日夜から25日にかけ、ロシア軍が300機近いドローンやミサイルおよそ70発を使った大規模攻撃を行い、全土で13人が死亡しています。
こうした事態を受け、トランプ大統領はプーチン大統領に強い不満を示しました。
アメリカ トランプ大統領
「プーチンがやっていることが私は全く気に入らない。多くの人を殺している。彼にいったい何が起きたのだ」
その上で、ロシアに追加制裁を科す考えを表明しました。
トランプ氏は3月末にもプーチン大統領に不満を示し、追加制裁として、ロシア産の石油を買う国からの輸入品に関税をかける考えを示していました。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、軍や国境警備隊の兵士ら303人が帰還したとし、トルコでロシアと合意した「1000対1000の捕虜交換が完了した」と発表しました。
ロシア側は、捕虜交換後に長期的な和平に向けた条件をまとめた文書案を提示するとしていますが、強硬な立場を示すものになりそうで、停戦に向けた進展は厳しいとみられます。
注目の記事
20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

名古屋の街に浮かぶ“UFO”? 日本唯一の「激レア信号機」はなぜ大須の街で生き残ったのか 知られざる歴史に迫る

クマは四国にも?一部の山に20~30頭ほどが生息か 本州と違い「絶滅の危機」に瀕するツキノワグマ 四国では「保全活動」も









