アメリカの“トランプ関税”をめぐって3回目の日米交渉を終えた赤沢大臣がさきほど帰国しました。来月中旬に首脳同士での合意も視野に協議を進め、今週後半にも改めて訪米することで調整しています。
赤沢亮正 経済再生大臣
「米国の一連の関税措置については、遺憾であり見直しを求める立場。一貫してそのことを強く申し入れている」
赤沢大臣は日本時間のおとといからきのうにかけ、ラトニック商務長官、グリア通商代表とそれぞれ会談しました。日本側は自動車や鉄鋼など、一連の関税措置の撤廃を改めて強く求めた上で、▼日米の貿易の拡大や、▼非関税措置、▼経済安全保障面での協力などについて話し合いました。
来月中旬に予定されている日米首脳会談での合意も視野に、協議を続けるとしています。
赤沢大臣は次回の日米交渉で「今回欠席したベッセント財務長官と協議したい」とした上で、引き続き集中的に協議を行っていく考えを示しました。
関係者によりますと、赤沢大臣は今週後半の30日にもアメリカを訪れ、再び交渉する方向で調整しています。
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