広島市のアストラムラインの運賃が、10月から値上げされることになりました。

アストラムラインは、広島市の第三セクター「広島高速交通」が1994年から運行しています。

これまで消費税引き上げの際を除き、運賃を据え置いてきましたが、設備の修繕や物価、人件費の高騰などに伴い、中国運輸局に値上げを申請しこのほど認可されました。値上げは10月1日の始発からです。

12キロの距離までは一律30円上がり例えば、本通から新白島までは190円から220円となります。一方、12キロを超えると、値上げの額は段階的に減り、本通から広域公園前までの全区間では490円のままです。

広島高速交通は「今後も安全を最優先し輸送品質の維持・向上に努める」として、値上げに理解を求めています。