きのう発覚した、山形県山形市の山形市立商業高校・同窓会費の着服問題で、着服した教諭が「隠しきれなくなった」と話していることがわかりました。

※画像はきのうの学校の会見

この問題は、山形商業の50代の男性教諭が、1人で会計業務を担当していた同窓会費を840万円着服していたものです。

この教諭は複数回にわたって口座からカネの出金と入金を繰り返していたことがわかりました。学校側は頻度や回数は答えられないとしていますが、着服した教諭はこうした行為を繰り返す中で「隠しきれなくなった」と話しているということです。

学校側によりますと、現在わかっている着服額は840万円で、今後増える可能性もあるということです。

着服したカネについて教諭は「ギャンブルに使った」という主旨の話をしていて、弁済については「家族と相談して決める」などと話しているとしています。

学校と同窓会は山形警察署に被害の相談をしていますが、被害届を出すかはまだわかっていません。