2024年、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会の代表委員が24日、熊本市で講演を行い平和の重要性を訴えました。
「家の前をぞろぞろぞろぞろ被爆者の方が歩いていて来られた」(箕牧智之さん)
講演したのは日本被団協の代表委員 箕牧智之(みまき・としゆき)さんです。
これは、戦後80年の節目に連合熊本が開いたもので約150人が集まりました。
日本被団協は核兵器廃絶を訴える全国組織で去年、ノーベル平和賞を受賞しています。
3歳の時に広島で被爆した箕牧さんは被爆直後の状況を語り核廃絶を訴えました。
「(時間が経てば)被爆者は亡くなっていってしまう。被爆者がいなくなった後も核兵器のない平和な世界のためにどなたかが引き継いでいただきたい 」(箕牧智之さん)