広島空港の誘導路で走行不能となった全日空機は24日未明、移動が完了しました。
22日午後9時ごろ、新千歳から広島に到着した全日空機が、誘導路を走行中に工事区間に誤って進入し、コンクリート製の台座を乗り越えて停止しました。
機体の一部が損傷し、走行不能となりましたが、乗務員を含め、けが人はいませんでした。

別の航空機の運航に影響はありませんでしたが、この機体は翌23日も停止したまま。作業員たちが損傷したタイヤの交換などを実施していました。
そして約27時間が経った24日未明、機体は、駐機場へと移されました。駐機場では、機体の整備が進められています。
全日空は、「当該便のお客様や関係者の皆様にご心配並びにご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。