中居正広氏の女性トラブルをめぐり、フジテレビの第三者委員会が中居氏側が要求する証拠の開示に応じなかったことについて、中居氏側は先ほど、改めて証拠の開示を求める文書を第三者委員会に送ったことを明らかにしました。

フジテレビが設置した第三者委員会は今年3月、中居正広氏と元女性アナウンサーのトラブルを「性暴力」と認定しましたが、中居氏側は「中立性・公正性に欠ける」などと反論し、関連する音声データなどの証拠を開示するように求めています。

第三者委員会は22日、中居氏側の要求に対する回答文書を公表。客観的な状況や関係者の供述などに基づいて間接事実を積み上げていて、「事実認定は適切だった」と説明したうえで、守秘義務や独立性の観点から中居氏側が求める証拠の開示には応じませんでした。

これを受けて、中居氏の代理人弁護士らは先ほど、改めて開示を求める文書を第三者委員会に送ったことを明らかにしました。

代理人弁護士らは「釈明要求に全く応えておらず、到底承服いたしかねます」「中居氏の音声データ等については本人に開示できるはず」などとしています。

また、来週にも、第三者委員会のヒアリングの手法や中居氏へのヒアリングなどについて、追加で説明を求めるとしています。