全国チェーンの展開が進まず「空白区」とされる青森市に初出店です。「牛めし」や「定食」を提供する『松屋』が23日にオープンして賑わっています。
甘辛いタレで煮たやわらかい牛肉がたっぷりとのった「牛めし」。この味を求めて10人以上の客が並んだのは、青森市の観光通りに23日にオープンした「松屋」と、とんかつ店「松のや」の複合店です。
オープン前から並んだ客は
「やはり一番目に。ファーストペンギンになりたかった」
青森市は全国チェーン店の展開が進まず「空白区」とも呼ばれていて、松屋は青森市では初出店。県内では弘前、八戸に次いで3店舗目となります。
23日は開店と同時に店内は賑わい、訪れた人は「牛めし」や「ロースかつ定食」などを楽しんでいました。
来店客
「仕事で夜遅くになってしまうが、24時間(営業)はありがたい」
Q.どのくらいの頻度で来ますか?
「毎日」
青森観光通り店で1か月ほどの期間限定で提供されるのが「ねぶた漬牛めし」。青森市で半世紀以上愛されてきた「ねぶた漬け」とコラボしました。
河村庸市 キャスター
「牛肉のやわらかい食感とシャキシャキとしたねぶた漬の食感。この2つの食感が合わさってすごく合いますね。おいしいです」
松屋フーズは今回、好評を得られたあかつきには、また青森名物とのコラボ商品の発売はありうるとしています。
松屋フーズ 松屋事業部 安部秀幸 地域担当部長
「みんなの食卓でありたいというところがありまして、どの世代の方にも男女問わず来ていただきたい」
松屋・松のやの複合店は、青森市の観光通りで年中無休で24時間営業します。