トヨタは23日、コンパクトSUV「カローラクロス」を一部改良し、「GRスポーツ」を設けて8月4日に発売すると発表しました。カローラクロスの生産拠点は、岩手県金ケ崎町のトヨタ自動車東日本岩手工場となり、既に生産を始めています。
カローラクロスは▽所有、移動する質を高める▽安心・安全の質を高める▽より走りを楽しみたい要望に応える―をポイントに改良。スマートで洗練されたイメージを演出するバンパー一体型のグリルのデザインとなっています。ヘッドライト内蔵のウインカーは日本車として初めての「シグナルロードプロジェクション」を採用。ウインカーに連動して車両の進行方向を示す矢印を路面に投影して歩行者などに視覚的な効果で訴えます。

また、ラインナップでは新たに「GRスポーツ」を設定。専用の2リッターエンジンと出力が向上したモーターでより走りを楽しめる仕様となっています。カローラクロスの車両価格は、税込み276万円から389万5000円。
カローラクロスの生産は国内ではトヨタ自動車東日本岩手工場のみになるということです。