いま羽田空港の駐車場の予約枠が買占められ、転売されるケースも出てきているといいます。
利用者からは怒りの声が上っており、国土交通省大臣も問題視する事態となっています。

羽田空港の駐車場 “予約枠”とは?

羽田空港には5つの駐車場があり、約1万3000台の車を停めることができます。
そのうち約800台は事前に予約が可能となっています。
利用料は1000円。予約開始は駐車予定日の30日前からで、P2・P3駐車場予は朝10時から、P4・P5駐車場は午前0時からとなっています。

非常に便利なシステムですが、いまこの予約がとりにくくなっていると利用者から声が上がっているのです。

駐車場の利用者:
一か月前の朝10時にジャストにやったら緑(予約可能)になったんですよ。即名前とか入れて送信かけたら 送信できません。戻ったらもう満車です。

なぜこのような事態になっているのでしょうか?

原因は買占め・転売?

中野洋昌国土交通省大臣:
買占めや転売が行われているとの報告を私も運営する各事業者から受けている。

駐車場を管理・運営する各事業者から買占めや転売が行われているとの報告が上がっているのです。
実際に、管理・運営する会社の話をきいてみると、複数回、受付開始と同時に予約システムに大量のアクセスがあるということです。
プログラムによって大量の会員IDでアクセスし、予約枠を買占めているとみられています。

実際に「ひるおび」では、どれくらい予約が取りにくいのか確認してみました。