“モノを見て体験してもらう”効果に期待

しかし、各企業にとって工場見学の受け入れや博物館などの設置には当然、コストがかかってきます。運営するメリットにはどんなことが?

(中京大学 経済学部 内田俊宏 客員教授)
「一番は消費者に安心安全をアピールして信頼性を高めて、企業イメージを高めてブランドを構築する」

「コロナ禍では対面でのサービスが難しくバーチャルなミュージアムも出てきたが、実際に企業や製品を知ってもらうためには、フェイス・トゥ・フェイス(対面)でモノを見て体験してもらう方が効果が大きい」

「近年は単に商品を見てもらうだけでなく、実際にものづくりを体験してもらうなど、体験型のミュージアムでインパクトを残すという流れになっている」