災害時も、温かいものが食べられます。

ポリエチレン袋を使って料理ができる「パッククッキング」を学ぶ教室が23日、山口県光市で開かれました。



教室には、JA山口県周南女性部光井支部の部員8人が参加しました。

講師は、光市地域活動栄養士の岡村美由紀さんです。

「パッククッキング」は耐熱性のポリエチレン袋に食材や調味料を入れ、湯煎で火を通す調理法です。

袋は中の空気を抜いて上のほうでしっかりと結びます。

袋に入れるため、雨水などでも湯煎することができ、災害時も温かい料理を食べることができます。



ごはんと肉じゃが、キュウリとナスのゆかりあえ、蒸しパンの4品が出来上がりました。

袋のまま食べれば、食器を汚すこともありません。

参加者
「すごくおいしいです。簡単でした。災害時にこんな温かいものが食べられるのってやっぱりうれしいと思います」

参加者
「災害がないのが一番ですけど、いざという時にぱっとできたらいいですよね。温かいものが食べられるし。お友達とか近所の方とかに教えてあげられたらいいと思います」



光井支部は、今後も災害時に役立つ食に関する教室を開きたいとしています。