岡山県鏡野町の1年間に7回色を変える不思議な樫の木が鮮やかに色づいています。

太陽の光を浴びた木の葉が黄金色に輝いています。鏡野町の名物として知られる「七色樫(なないろがし)」です。

高さ16メートル、推定樹齢は350年以上といわれていて岡山県の天然記念物に指定されています。
(秋庭貴泰記者)
「1年間で7回色が変わるため虹の木という愛称で親しまれています。」
四季折々のグラデーションが楽しめる七色樫。4月は赤で、5月上旬にオレンジ色へ夏から冬にかけて徐々に緑が深くなっていきます。
町によりますとウラジロガシの変種で、なぜ色が変わるのかはよくわかっていません。

この時期は水田に木がうつりこむ「逆さ七色樫」としても知られていて、稲が成長する6月中旬ごろまで楽しめるということです。