4度目のワールドカップ日本代表に選出された長友佑都(36、FC東京)が1日、都内で会見を開いた。

2010年の南アフリカ大会から4大会連続でのワールドカップ日本代表選出で、フィールドプレーヤーでは史上最多となった長友。「3大会のW杯を経験してきてもちろんいい思い出のW杯もありますけど自分は悔しい思い出の経験をしたW杯のほうが多いかなと思いますので、その悔しさっていうものはW杯の舞台でしか果たせないと思っているので。ロシア大会もそうですし、非常に悔しい思いをして心に傷をつけたまま、抱えたままここまで来てますので、絶対にそれを癒すためにも最高の結果を残したいなと思います」と決意を述べた。

サプライズで会見場に登場した、妻の平愛梨さんと3人の息子から花束を送られると「びっくりした。なんで」と驚くと共に、満面の笑みを浮かべた。

ワールドカップでの11試合出場も、長谷部誠、川島永嗣と並び最多タイ。今大会、ピッチに立てばその記録の更新も可能となる。歴代2位、国際Aマッチ137試合出場の36歳がチームを牽引する。「自分はみんなの精神的な支柱でもありパワースポット的な存在でエネルギーを届けて、そこに自分も入っていきたいなと思います」と意気込んだ。