コメの価格は本当に下がるのか?今、最も関心が高いこの課題に取り組むことになった小泉農水大臣。先ほど、JNNに生出演し、「団体や組織に頼る時代じゃない」とコメ政策の改革の必要性を改めて訴えました。

随意契約いくらに? 小泉大臣は「今日中に固めるよう指示」

井上貴博キャスター:
コメの価格、消費者としては1円でも安くなってほしいですが、安くなりすぎると農家は疲弊してしまうのかもしれません。

22日夜、Nスタに出演した小泉進次郎農水大臣は、「随意契約」の制度設計について、農水省・財務省に今日中に固めるよう指示をし、固まり次第、“いくらの随意契約で出す”と発信すると話しました。

さらに、随意契約でいくらにするかは、「最終的には私の判断」だとし、“これだったら下がる”と受け止められる水準にしたいということです。

これまでも森山幹事長などが3000~3500円台が妥当ではないかと話していたので、数字に言及するかと思いましたが、「まだ言わない」という意思を感じました。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏:
今回の随意契約では、おそらく「古古米」といわれる3~4年前のコメが出てきますので、相当安い価格でないと市場でも売れないでしょう。

2500円ほどで随意契約しないと追いつかないともいわれていますので、今の銘柄米およそ5000円を平均すると、3700円くらいになるという計算のようです。