22日朝、長崎県松浦市でMR松浦鉄道の線路を支える「盛り土」が崩れているのが見つかりました。この影響で松浦鉄道は現場周辺の区間が終日運休となっています。

松浦鉄道によりますと、盛り土が崩れていたのは松浦市のMR御厨駅と松浦発電所前駅の間で、22日午前6時25分頃、現場を通った列車の運転士が異常に気づきました。

盛り土は線路を支える基礎部分で、高さおよそ5メートル、幅およそ10メートルにわたって崩れていました。

枕木を固定する石「バラスト」も流れ出したため線路が浮いた状態になっていました。松浦鉄道によりますとけが人の情報は入っていません。

現場では、2年前にも大雨で盛り土が崩れており、松浦鉄道では21日に降った雨が原因とみています。この影響で、22日はMRたびら平戸口駅から松浦駅の間が終日運休となりました。松浦鉄道は23日始発からの通常運行を目指すとしています。