青森県六戸町で2024年9月、7人が死傷する事故を起こしたとして、過失運転致死傷の罪に問われている男の裁判で、検察側は被告の男に禁錮4年を求刑しました。

起訴内容によりますと、十和田市の小笠原秀一被告(21)は、2024年9月、軽トラックを運転している時に六戸町の十字路交差点で一時停止を怠り、デイサービスの利用者が乗るワゴン車に衝突する事故を起こしたとして、過失運転致死傷の罪に問われています。

この事故で、ワゴン車に乗っていた4人が死亡、3人がケガをしました。

検察側は、「最も基本的な注意義務を怠った被告人の過失は重大」として、小笠原被告に禁錮4年を求刑しました。

22日の公判で小笠原被告は「被害者と遺族の方々には謝罪したい。どんな罪でも償っていきたい」と法廷で述べました。

判決は6月5日に言い渡されます。