本格的な田植えの時期を前に、山形県鶴岡市では恒例の御田植祭が行われ、関係者が五穀豊穣を願いました。
鶴岡市の出羽三山神社で行われた御田植祭は、五穀豊穣や豊作祈願などの目的で毎年行われています。
きょうは農協の関係者などおよそ40人が参加しました。

神事では巫女による田舞が奉納されました。

その後、関係者は鶴岡市羽黒町の大鳥居のそばにある水田に移動し、御祓いのあと、つや姫の苗を手で植えていきました。

一本一本丁寧に植えられる苗に関係者は今年もおいしい米に育つよう願いを込めていました。
JA庄内たがわ 海藤喜久男 代表理事組合長「色々コメの問題があって、注目されているところではあるが、米どころ庄内といたしまして、良いコメを出来秋には、消費者の皆さんに、お届け出来るようにこれからしっかり管理していかなければならないと思う。健康な稲で、おいしいコメになればいいと思う」

植えられた米は秋に収穫され、一部は出羽三山神社に奉納されるという事です。
