福岡県芦屋町の航空自衛隊芦屋基地の周辺で新たに2つの井戸から国の基準を超えるPFAS=フッ素化合物が検出されました。

福岡県によりますと4月2日、芦屋基地周辺の15か所の井戸で水質調査を実施した結果、新たに2か所の井戸で国の基準を超えるPFASが検出されたということです。
PFASは健康被害が懸念されていてこれまでに、国や県の調査で芦屋基地の井戸やその周辺の複数か所から国の基準を超えるPFASが検出されていて、県が追加調査をしていました。

県や芦屋町などは今年3月、原因の究明や拡散防止策を求める要望書を芦屋基地や九州防衛局に提出しています。

県の担当者は「継続的に芦屋町周辺の水質モニタリンクを実施する」としています。