最新の機械や電子部品を一堂に紹介する展示会が松本市で22日始まり、人手不足に対応した自動化技術などが注目を集めました。

この展示会は、諏訪市の専門商社・国興(こっこう)が開いたもので、機械や工具、電子部品などを扱う県内外のおよそ300社が製品を展示しています。

人間がセンサーを身につけて動作したことを学習し、細やかな動きを再現することでタオルを連続して畳むことができるヒト型のロボット。

機械で削った金属部品を寸法通りか計測し、箱に収めるまでを自動化した機械。

いずれも省力化で複数の作業ができることから来場者の注目を集めていました。

主催した会社は「メーカーだけでなく、食品や物流分野で自動化の技術などを提案していきたい」と話していました。

「国興展2025」は23日まで松本市のやまびこドームで開かれています。