福島県内では、伝染性紅斑=リンゴ病の流行が続いていて、感染者の数が過去最多となりました。

小さい子どもがかかりやすいとされる伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病は、頬が赤くなり、風邪に似た症状が出るウイルス性の感染症です。

県によりますと、5月18日までの1週間に県内で確認されたリンゴ病の感染者は、1医療機関あたり4.68人で、統計を取り始めた1999年以降、最も多くなりました。

また、全国的に流行している百日ぜきは県内で、前の週よりも7人多い34人の感染が確認されました。これは、1週間当たりの感染者の数としては過去最多です。

県は、手洗いやマスクの着用など、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。