愛媛県は今年のゴールデンウィーク期間中、愛媛県内の主な観光施設の人出をまとめました。1日あたりの観光客の数は、全体の平均で4万8千人余りと、ほぼ前年並みでした。

県のまとめによりますと、今年のゴールデンウィーク、先月26日から今月6日までの11日間に、県内の主な26の観光施設に訪れた人の数はおよそ53万2千人で、10日間だった去年と比べ3万3千人余り増加しました。

一方、1日あたりの人数は4万8千人余りと、連休の分散や物価高の影響も懸念された中、去年と比べ1500人程の減少にとどまりました。

期間中11日間の来場者を施設別で見てみますと、最も多かったのは松山城のおよそ7万8千人でした。

全館が再開して初めてのゴールデンウィークだった道後温泉は4万9千人程で4位でしたが、1日あたりでは600人近く増加したということです。