入院患者に病院食以外のものを楽しんでもらおうと5月12日、日本一の茶師が静岡のお茶を振る舞いました。
静岡市葵区の静清リハビリテーション病院では、「口から食べる」ことの重要性を入院患者に感じてもらいたいと、10年前からさまざまなイベントを企画しています。
今回は、全国茶審査技術競技大会で優勝した日本一の茶師、和田夏樹さんらが、やぶきたなど静岡を代表する3種類のお茶を入院患者に振る舞いました。
<入院患者>
「コクがある」
「ちょっと苦みがあっておいしかった」
「こんなにおいしいお茶をいただいたのは久しぶり」
<和田長治商店 和田夏樹社長>
「お茶は日常でもあるし、おいしいと思えるうれしい文化だと思うので、それを思い出してもらいながらリハビリにつなげていただけるとしたらとてもうれしいです」
病院では今後も、かき氷やアイスクリームなど、病院食以外のものを楽しんでもらうイベントを企画しているということです。
注目の記事
「ふるさと納税の返礼品に備蓄米」村長が認め さらに産地めぐる疑問が 熊本・西原村

福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
