急増しているうそ電話詐欺などの被害を防ぎます。
21日、警察官らが山口県山口市の住宅などを訪問し、被害防止を呼びかけました。

山口市嘉川地区の高齢者などが暮らす25世帯を、山口南署の警察官など11人が訪問しました。
詐欺の手口や被害の防止方法などが書かれたチラシを配り注意を呼びかけました。
県警によりますと先月末までに確認されたうそ電話詐欺は50件、SNS型投資・ロマンス詐欺は24件で合わせて74件でした。
被害額は2億9412万円で、前の年より1億5460万円減っています。
最近は「+」や「010」から始まる国際電話を悪用した手口が増えています。
きょうは「+」や「010」からの電話がかかってこなくようにする手続きも呼びかけ4世帯が申し込みました。
山口南署 綿野真裕 生活安全課長
「最近は警察官をかたって電話をかけてきたり、国際電話を利用してかけてきたり、手口も増えていますので、ひとつひとつの手口を知って被害防止に努めてもらえたら」
SNS型投資詐欺やロマンス詐欺も増えていて、若い人も被害にあっているとして警察は注意を呼びかけています。