21日の長野県内は平年を7度から10度ほど上回り、長野市では今年初めての真夏日となりました。

一方、夕方から大気の状態が不安定になっていて、北部の一部では激しい雷雨となっています。

山崎キャスターリポート:「かなり強い日差しが照り付けています。長野市は真夏のような暑さです。立っているだけでじわっと汗が出てきます」

21日の長野市の最高気温は32.8℃。今年初めての真夏日となりました。


善光寺の仲見世通りでは、観光客が日傘をさしたり、アイスクリームを食べたりして、暑さをしのいでいました。

横浜から:「かき氷、すぐ見えたので買っちゃいました」
     「(もう30度を超えたが?)避暑地かなと思って来たのにね」

アップルパイを販売しているこちらの店では、200℃のオーブンを3台使っています。そのため、冷房や扇風機を使用しても、室内は30度を超えてしまうといいます。

信州りんご菓子工房BENI-BENI 酒井亜由美さん:「(まだ5月だが?)7月、8月になると、どれくらい(暑く)なってしまうのか毎年心配」


県内で最も気温が上がった松本市では、猛暑日一歩手前の34度になりました。
松本に加えて、大町や東御など県内7地点では、5月の観測史上最高を記録しました。

一方、気温の上昇で大気の状態が不安定になり、県内では北部の一部などで激しい夕立ちとなっています。

大町市で午後4時50分ごろに撮影された映像では、ひょうとみられる氷の粒が、地面に打ちつけているのが分かります。


長野市街地でも午後5時過ぎから雷を伴った雨が降り始め、一時、強く降りました。

北陸新幹線は強風のため、午後5時ごろから長野駅と高崎駅の間の上下線で、およそ30分間にわたって一時運転を見合わせました。