サッカー日本代表の遠藤航(32、リバプール所属)がイングランドプレミアリーグで優勝を決めて1週間、イングランドでリーグ優勝を果たした率直な気持ちを聞くと笑顔で答えてくれた。
遠藤航:
ピッチに立って優勝の瞬間を味わえたっていうのと1シーズンを通して、勝ち続けないと優勝ってのは難しいと思うんで、チーム全員で勝ち取って、サポーターもすごく喜んでいる姿が見られて非常に嬉しかったですね。
サポーターと共に分かち合った優勝
優勝直後にアンフィールドでサポーターと共に分かち合ったチームのテーマ曲「ユール・ネバー・ウォーク・アローン」の曲に感慨深いものがあったという。
遠藤:
僕もシーズン色々、良いこともあればなかなかうまくいかないこともある中で、チームの勝利のためにやってきた中でそれが報われてよかったなぁって感じでした。
歓喜を思い返しつつ、シーズンを通して自身のチャントをサポーターが歌ってくれたことについても話してくれた。
遠藤:
すごく自分に対して常に熱い声援を送り続けてくれて、途中から入った瞬間に自分のチャントを歌ってくれたりとか、僕が出ていなくてもチャントを歌ってくれたりみたいなこともあったのですごく愛されているのを感じましたし、期待に応えられるようにっていうのを意識しながらシーズン通して戦えた。
「何のために自分がサッカーしているのか」
2年前、遠藤はリバプール移籍の時に、タイトルを獲ることを目指すと明言。その言葉通り昨年はカップ戦を獲り、今季は念願のリーグ優勝を果たした。だが今季リバプールはスロット監督が新たに就任し、チーム方針にも変化があり、遠藤はベンチを温める期間が長かった。ここまで19試合に出場も先発したのはたったの1試合。悔しさもあったが優勝が全てを労ってくれたという。
遠藤:
全てはタイトルを獲るためっていう気持ちですごい割り切ってやっていましたね。たとえ5分だろうが10分だろうが、スタメンで出ようが、何のために自分がサッカーしているのかって、それはやっぱりリバプールでもちろんタイトルを獲ることだと思うので、そのために試合に出られないことに対して、フラストレーションが溜まったりすることはあるかもしれないですけど『全てはタイトル獲るため』とか『チームに貢献するために自分は何が出来るか』ってことを考えながらシーズン通してやっていたって感じですね。

















