能登半島地震による液状化の被害が深刻な内灘町で20日夜、住民向けの説明会が開かれました。町は、土地の境界を決める調査に少なくとも6年かかるとしています。

内灘町では液状化の影響で道路の隆起や住宅の損壊に加え、地盤が横滑りする「側方流動」の被害が長期化しています。

向粟崎公民館で4回目の住民説明会が開かれ、被災した住民などおよそ90人が集まりました。

町は今後、地盤の特性に応じて2つの工法の実証実験を進め、2027年12月から工事に着手していく方針を示しました。