19日夜、金沢市内で、IRいしかわ鉄道の列車が自転車と接触する事故がありました。
けが人はいませんでしたが、警察は何者かが故意に線路上に自転車を置いた可能性があるとみて調べを進めています。
19日午後10時ごろ、IRいしかわ鉄道の金沢駅と西金沢駅の間で、福井方面に向かっていた普通列車が線路上の自転車とぶつかりました。
乗客およそ180人にけがはありませんでした。

自転車が置かれていたのは、糸田道踏切からおよそ100メートルの地点で、IRいしかわ鉄道によりますと、事故のあと、運転士が周辺を確認したものの近くに人の姿はなかったということです。
周辺には線路への立ち入りを防ぐフェンスが設けられていて、警察は何者かが故意に自転車を線路上に置いた可能性があるとみて往来危険の疑いで調べを進めています。