梅雨や台風シーズンを前に、土砂災害の危険がある場所の点検が倉敷市で行われました。

点検が行われたのは倉敷市児島塩生の山の斜面です。この場所は土砂災害が発生した場合、近隣住民に危険が及ぶ恐れがあるとして県の「特別警戒区域」に指定されていて、7年前の西日本豪雨でもがけ崩れが発生しています。
きょう(21日)は倉敷市の職員らが斜面が崩れていないか、倒木がないかなどを目視で確認していきましたその結果大きな危険は見つからなかったということです。
(倉敷市児島支所建設課 大山陽一さん)
「(出水期に備えて)近くの避難場所を確認してほしいと思います。あと、防災ポータル等で自宅がそういう(危険な)場所なのかというのも日ごろからチェックしていただきたいと思います」
倉敷市児島支所では今後、約30の特別警戒区域で点検を行い、出水期に備えるということです。