自転車を安全に利用してもらおうと21日、山口県宇部市で高校生らがヘルメットの着用などを呼びかけました。



高校生が呼びかけ
「ヘルメットが努力義務になっているので、ヘルメット着用をよろしくお願いします」

5月は、自転車の安全利用などを呼びかける自転車月間です。

宇部市では、慶進高校の生徒や「UBEマシナリー」の従業員らが、通学・通勤で自転車を利用する人たちに、ヘルメットの着用や自転車保険の加入などを呼びかけました。

警察によると、去年の県内のヘルメット着用率は34.2%で全国5位の高さだということです。

高校生
「自分も自転車に乗っているので、もっとルールを知りたいなと思ったので参加しました」
「この活動に参加したことを心にとめて、交通ルールをしっかり守っていきたいです」

宇部警察署 交通官 梶山拓也 さん
「車と一緒ですので、交通ルールをしっかり守る。ヘルメットをしっかりかぶって自分の身を守るということで対応していただけたらなと思っています」

県内では去年、自転車が関係する事故で3人が死亡292人がけがをしています。

今年も先月末までに2人死亡していて、警察では今後も安全な利用について呼びかけていくということです。