プロ野球・楽天イーグルスは20日夜、岩手県でのホームゲーム、2000安打に期待がかかる浅村選手でしたが、出場なしという思わぬ結果となりました。

去年、雨天中止となった岩手開催試合。2年ぶりの楽天戦とあって、きたぎんボールパークには1万2000人を超えるファンが詰めかけました。

ファン:
「2年ぶりに試合が見られて、すごく幸せだなと思います」

ファン:
「初めて見たのが18年前の盛岡での試合だった。その年から毎年来ています」

注目されたのが2000安打まであと2本の浅村栄斗。しかしその浅村、今シーズン初めてスタメンを外れベンチスタートとなります。
代わりに気を吐いたのが岩手県一関市出身の阿部寿樹。地元開催に4番を背負い、第2打席で期待に応えるヒットを放ちます。
さらに6回には、ダイビングキャッチ。ファインプレーで地元のファンを沸かせました。
試合は1点を追う8回に反撃のチャンス。打席には、これが今シーズン1軍復帰となる島内宏明。しかし、空振り三振で、あと一本が生まれません。
結局、このまま無得点で敗れた楽天、注目の浅村も代打での登場はなく、更新中だった連続出場記録が1346試合でストップ、楽天、2年ぶりの岩手開催はシビアな結果となりました。