あす21日の長野県内は、真夏日となったところもあった20日に比べ、さらに気温が上がる見込みで、気象台では、県内で5月として初めて最高気温が35度以上になる猛暑日となる可能性もあるとして、熱中症に注意を呼びかけています。

20日の県内は、晴れて気温が上がり、飯田市南信濃で32.8度、佐久市で32.3度など、6月下旬から8月上旬並みの夏のような暑さとなりました。

長野地方気象台によりますと、21日も高気圧に覆われて晴れる上に、東北地方に予想されている前線に向かって南から暖かい空気が流れ込むため、日中の気温は、20日よりさらに高くなる見込みです。

21日の最高気温は、松本で34度、長野で33度、飯田で32度、諏訪で31度、軽井沢で27度の予想となっていて、松本では、2019年の5月27日に観測された5月としては最も高い33.6度を上回る可能性があります。

気象台では、気象条件によっては、一部の地域では、同じ2019年の5月27日に、長野市信州新町で観測された、5月として県内で最も高い34.6度を上回って猛暑日になる可能性もあるとしていて、こまめな水分補給を心がけるなどして熱中症に注意するよう呼びかけています。