岩手県立高校の次期再編計画に地域の実情などを反映させようと、県内各地で意見を聞く会議が始まりました。

これは2026年度スタートし、10年後を見据えた次期高校再編計画の素案づくりに、広く意見を聞こうと県教育委員会が開いたものです。
20日は盛岡と矢巾、雫石、葛巻の4つの市と町のPTAや産業団体の代表者らが出席し、意見を述べました。

県教委が次期再編計画のたたき台として公表した長期ビジョンによりますと、県立高校の配置基準となる地区割りは、従来の9から6地区に集約されることになります。
出席者からは「統廃合を行う場合は通学支援策を明示してほしい」などと要望が出されました。

この会議は6月5日まで県内8つの地区で開かれ、県教委はこれを基に、8月上旬に次期再編計画の素案を示す方針です。