梅雨を前に、大雨がもたらす土砂災害への防災意識を高めてもらおうと、岩手県庁でパネル展が行われています。

このパネル展は岩手県とNPO法人「防災ネットいわて」が企画したものです。
6月の「土砂災害防止月間」に先立って20日始まった展示は、2016年に岩泉町などを襲った台風10号による被害を紹介するパネルをはじめ、県内で起きた土砂災害をドローンで撮影した映像なども公開されています。

県内には土砂災害の危険箇所が1万3305か所あり、砂防ダムなどハード面の整備と併せて、ソフト対策として避難する意識の向上が求められています。

パネル展は30日まで県庁1階の県民室で開かれていて、6月1日からは県立図書館で開催されます。