ホームで迎える今年最初の四国ダービーには愛媛、徳島、合わせて6000人を越えるサポーターが詰めかけまして、また夜のゲームで蒸し暑くもなく舞台は最高でしたが、その条件を活かしきることはできませんでした。

ここ5試合中、4試合が引き分けながら依然、最下位の愛媛。
一方、ここ5試合で4勝と好調6位の徳島。

しかしそんなデータも意味をなさない「四国ダービー」。
全ては「勝って勝ち点3を掴むのみ」

勝てばホーム初勝利の愛媛は前半9分、中盤で奪って村上悠緋がシュート。
迷わず「個」の力で勝負に出ます。

すると徳島も前半16分、個の力ですぐに反撃の弾丸ロングシュート!
低弾道の一撃は幸いキーパー白坂の胸の中。

これで目が覚めた愛媛は前半34分の森山、ワンツーから抜け出し再び村上がシュートを2本放ちます。しかし徳島も体を張って譲りません。
逆に前半44分…先制点を奪われ前半を折り返します。

反撃に出る愛媛は後半5分、森山のシュート。
後半14分には、甲田のシュート。
個の力でこじ開けにいきますが決めきれません。

すると後半31分に徳島のゴール。
結局2失点、無得点で完敗の愛媛。

リーグ最少失点、鉄壁の守備を誇る徳島の前に屈しました。

石丸清隆 監督
「自分たちのパスミスから相手に…ボールを奪って、相手にパスして、相手にシュート決められるという、本当に自ら負けに行っているような。全体的に、質は足りていないのは正直な感想です」

順位表
愛媛は変わらず最下位です。