日本原燃の「六ケ所再処理工場」(青森県)で、化学薬品を希釈するために使う「非放射性の薬液」約2.5リットルがタンクから漏れ出ていたことが分かりました。

日本原燃によりますと、タンクから漏れ出たのは化学薬品を薄めるために使う薬液ノルマルドデカン約2.5リットルです。

18日午前10時15分ごろ、六ケ所再処理工場の放射線管理区域内にある精製建屋内で、巡回していた職員が漏れ出ているのを確認しました。

薬液はタンク上部の取り出し部に約1リットル、タンクを設置している受け皿に1.5リットル漏れ出ていました。

外部には流出しておらず、影響はないということです。その後、必要な処置を施して流出は収まりました。

日本原燃は、原因については調査中としています。