愛媛県久万高原町は19日、酒気帯び運転の疑いで摘発された職員を、懲戒免職にしたと発表しました。

久万高原町によりますと、今月16日付で懲戒免職となったのは、住民課に勤める60代の会計年度任用職員の男性です。

この職員は今月11日の日曜日、自宅で500ミリリットル缶のビールなど複数本を飲んだにも関わらず、自家用車でコンビニに出かけ、駐車場で接触事故を起こしたということです。

そして、警察に通報しないまま帰宅していた午後3時ごろ、警察から職務質問を受けた際、基準値を大幅に超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで摘発されたということです。

職員は「大変なことをしてしまい、町に迷惑をかけ申し訳ない」と話す一方、河野忠康町長は「公務員として、決して許されない行為であり、心より深くお詫び申し上げます」とコメントしています。