もうすぐ「梅雨」の季節到来!「梅雨」はいろいろな呼び方があることを知っていましたか?また植物をよく見てみると梅雨入りがわかるかもしれません。(アーカイブマネジメント部 萩原喬子)

今年の梅雨はどうなりそう?

気象予報士 森朗氏:
今年は梅雨入りが早く、雨の量も多くなりそうです。

梅雨とは春の終わりから夏にかけて、雨やくもりが多くなる現象のことです。
週間天気予報をもとに雨やくもりの日が多くなったら「梅雨入りしたようだ」という速報が出されます。

去年(2024年)の関東地方の梅雨入りは6月21日ごろ。平年よりも14日遅い梅雨入りとなりました。

梅雨の雨。他にはどんな言い方がある?

「梅雨」はもともと梅の実が熟す頃に降る雨という意味で、別名「黄梅雨(きづゆ/きつゆ)という言い方があるそうです。他にも梅雨の雨をあらわす言葉があるのを知っていますか?

梅雨の雨、他には「麦雨」「五月雨」「短夜の雨」など様々な言い方があります。

1 「麦雨(ばくう)」麦が実る頃に降る雨のことです。
2「五月雨(さみだれ/さつきあめ)」旧暦5月頃に長く降り続く雨のこと。
3「田植雨(たうえあめ)」
  田植えには水が必要なので、田植えの頃に降る雨のことをいいます。
4「短夜(みじかよ)の雨」
  梅雨の時期の夏至(2025年は6月21日)は1年で昼が最も長く、夜が短いことからこの名前がつきました。