高校ラガーマンの聖地、花園を目指して。3年間の集大成となる高校ラグビー、花園沖縄県予選です。
去年決勝のカードの再来となった30日の読谷とコザの準決勝。互いの意地がぶつかりました。

2年連続の花園を目指す読谷と、去年はその読谷に決勝で敗れた、コザ。実力校同士が激突しました。
先制は、15分。相手陣内に攻め込んだコザは、ナンバーエイト、喜久本!
縦への突破が持ち味という言葉通り、先制のトライを奪います。
さらにもう1トライを奪われた読谷でしたが、前半終了間際。
左サイドを果敢に攻め込むと、中央へとボールを戻し、最後はキャプテンの浦崎が中央に飛び込みトライ!食らいつきます。
後半も、両校譲らない熾烈な攻防。
わずかにコザが5点をリードして迎えた最終局面。

最後コザの3年生・平田が、試合を決める貴重なトライ。2年連続の決勝へコマを進めました。

コザ高校 金城立樹 選手
「去年の借りもあったので読谷高校さんに、勝とうという気持ちでやってました中学校からラグビーをやってきた仲間もいるので、そこからずっと同じ目標でやってきて、最後はしっかりその目標を成し遂げてしっかり終えたいと思っています」

一方、第1試合では、今年、県内で公式戦無敗の名護が美里工業を圧倒。
8トライ4ゴールと終始試合の主導権を握り、3年ぶりの花園へ、王手をかけました。
全国大会、花園出場をかけた高校ラグビーの沖縄大会決勝、コザ高校と名護高校は11月4日(金)に行われます。