夏の参院選に国民民主党から立候補を表明している後藤斎前知事が、山梨県甲府市内で事務所開きをしました。

17日の事務所開きには、国民民主党県連や連合山梨、後援会の関係者など約50人が出席しました。

このなかで後藤さんは「原点に帰るという意味でこの国母の地を選んだ。それぞれの思いをしっかり塊として一丸となっていけば、必ずいい結果が出る」などと挨拶しました。

一方で、後藤さんへの反発が根強い同じ旧民主党系の立憲民主党県連は、5月12日に国民県連、連合山梨との三者協議を行ったものの、現在も候補者の擁立を模索していて今後、党としての結論が注目されます。

夏の参院選を巡っては、自民党の現職・森屋宏県連会長、共産党の新人・早田記史さん、参政党の新人・永田己貴さん、NHKから国民を守る党の新人・舟橋夢人さんが立候補を予定しています。