都内で行われているバレーボール男子日本代表の合宿5日目。2対2のツーボールゲームや、6対6の実戦形式を中心に練習が行われた。

初招集など新たな面々が多く集まる中、人一倍声を出し、チームを鼓舞していたのが、西本圭吾(26)。居残りでスパイク練習にも取り組み「新しいスタッフと選手一緒にバレーボールをして濃い5日間を過ごせている」と充実の表情を見せた。SVリーグの東レアローズ静岡に所属する西本。レギュラーシーズンは8位に終わったものの、個人ではベスト6とトップブロッカーに選出された。「名誉ある賞をいただいて、恥じないように代表選手として、日本が目指す最高峰の選手の一人と自覚をもってやっていきたい」と謙虚に語った。

昨年初めて代表入りを果たし、今季は代表2年目。「9月末にある世界バレーまでメンバーに残ってスタメンで出るって目標があるので、それを目指して調整しながらレベルアップしていきたい」と貪欲に前を見据え、「このエナジー全体を皆さんに届けたい」とファンにメッセージを送った。

男子代表の合宿は6月7日まで行われ、6月11日に、ネーションズリーグ初戦(対中国)を迎える。ネーションズリーグは複数国で開催され、男子日本代表は第1週を中国、第2週をブルガリア、第3週を千葉で戦う。

■合宿招集メンバー(13人)
セッター:山本龍、今橋祐希
オポジット:高橋慶帆、山田大貴、新井雄大
アウトサイドヒッター:山崎彰都、後藤陸翔、工藤有史、安井恒介
ミドルブロッカー:西本圭吾、伊藤吏玖
リベロ:森愛樹、高木啓士郎

*写真は西本圭吾選手