激しいせきが続く「百日せき」は5月11日までの1週間の患者が青森県内28人で2週連続で減少していますが、依然例年より多い状況が続いています。

百日せきは激しいせきが続く細菌性の感染症で、特に乳児が感染すると重症化して死亡する恐れもあります。

県のまとめでは、5月11日までの1週間に報告された患者数は県内28人で、前の週から7人減りました。
地域別では三八が最も多く18人、次いで中南が5人、東青と下北が2人、西北が1人となっています。
県内で週ごとの患者数は4月下旬に過去最多の46人となって以降、2週連続で減少していますが、依然例年より多い状況が続いています。

2025年の患者数は累計で284人となり、年間でこれまでの最多だった2018年の3倍以上になりました。

県は手洗いやマスクの着用などを呼びかけています。