天皇陛下はきょう午後、東京・渋谷区の国際連合大学で、スウェーデン大使館などが主催する水と気候変動対策などに関するセミナーを聴講されました。

午後1時半すぎ、陛下は国連大学に到着し、来日中のスウェーデンのカール16世グスタフ国王と握手を交わし、「nice to meet you」などと挨拶されました。

今回のセミナーは「気候変動対策における水管理の重要性」がテーマで、2024年に「ストックホルム水大賞」を受賞した東京大学の沖大幹教授や水問題の研究者が出席。200人以上の学生を前に、基調講演やディスカッションを行いました。

「水問題」の研究をライフワークにされている陛下は熱心に耳を傾け、セミナー後、沖教授とグスタフ国王に「未来を担う若手の学生が水問題と環境について理解を深めるのは意義深いですよね」と、感想を述べられていたということです。