高知県南国市の小学生が、新タマネギの販売に挑戦しました。地元の生産者の協力のもと、30年以上続く取り組みです。

南国市の量販店で新タマネギを販売したのは、南国市の稲生小学校の6年生7人です。タマネギは、地元の生産者=橋詰昌明(はしづめ・まさあき)さんの畑で育てられていて、子どもたちも去年11月の植え付けに参加しています。最初は恥ずかしそうだった子どもたちもお客さんが増えるにつれて、声が大きくなっていきました。

また、カートにタマネギを積み込んで店内にいる買い物客に直接販売しました。1袋100円という価格もあり、買い物客は、たくさん購入していました。
(客)
「こちらのタマネギ美味しいもんですから毎年いただいています。非常に上手に販売していてスーパーの店員さんも『上手や』言うてます」
(児童)
「みんなが育てた愛情たっぷりのタマネギです。炒めたり煮込んだり特に味噌汁にして食べてほしいです」
この取り組みは30年以上続いていて、学校は生産者・橋詰さんの協力も得ながら来年以降も続けたいとしています。