JR身延線は16日昼頃、上下あわせて8本の電車が運休や部分運休となりました。
その原因は「コウモリ」でした。

JR東海によりますと16日午前11時半ごろ、甲府駅の身延線ホームに停車していた普通列車の運転士が車両の上に設置され架線から電気を取り込むパンタグラフに支障物が着いていることを見つけました。

パンタグラフについていたのは死んだコウモリでした。
走行中に電車と衝突したとみられるということです。

JR身延線は安全確認などのため午前11時半ごろから午後2時ごろまで特急を含め上下合わせて8本が運休や部分運休に、さらに5本で最大65分の遅れとなり、約1070人に影響が出ました。

JR東海静岡広報室の担当者は「鳥が衝突することは聞いたことがあるがコウモリは初めてです」と話していました。