ゴルフの世界アマチュアランキング1位、蟬川泰果(4年・東北福祉大)が31日、プロへの転向を表明した。

大阪市の興国高校出身、松山英樹らを輩出した東北福祉大で主将を務める蟬川は、9月のパナソニックオープンで、史上6人目となるアマチュア優勝。今月23日まで行われた男子の日本一を決める日本オープンでもアマチュアで95年ぶりに優勝するなど、プロの大会で2勝をあげている。「泰果(たいが)」の名前の由来となったのは、あのタイガー・ウッズで、トップクラスの飛距離を持つドライバーが武器だ。

プロデビュー戦は11月3日に開幕するマイナビABC選手権に出場、翌、10日に開幕する三井住友VISA太平洋マスターズにも出場する予定だ。

【蟬川泰果コメント】
「本日、プロ宣言いたしました。ファンの皆様が、私のプレーをみて、喜んでいただける、そして楽しみにしてくれるよう、今まで以上に努力を重ね、がんばっていきます。私の地元である兵庫県加東市で開催される、マイナビABC チャンピオンシップでプロデビュー戦を飾ることができることは、本当にうれしく思います。ここからプロとしてスタートしていきます。これからも皆様、応援よろしくお願いいたします」


■蟬川泰果(せみかわ・たいが)
2001年1月11日生まれ、21歳。東北福祉大4年 兵庫県出身 177cm、75kg
9月のパナソニックオープンで松山英樹、金谷巧実、中島啓太らに続き史上6人目のアマチュア優勝。10月の日本オープンはアマチュアとして95年ぶりに制した。